外出先でパソコンやスマートフォンを簡単にネットに接続することができる便利な機器がモバイルWi-Fiルータ、別名ポケットWi-Fiです。様々な通信事業社からサービス、端末ともに多種多様なものが出ているので、選ぶのは難しいですよね。
今回はモバイルWi-Fiルータの選び方をご紹介しつつ、契約すべき会社と選ぶべきモバイルWi-Fiルータの機種を7つの観点からお伝えします。
まずはサービス提供会社で選ぶ
パソコンやスマートフォンを選ぶ際には機種から決めるという人も多いですが、モバイルWi-Fiルータを選ぶ際には機種よりも先にサービス提供会社から選ぶ方が賢明です。
なぜならモバイルWi-Fiルータの快適性=「安くてネットにつながりやすい」を左右するのは機種よりも、どのサービス提供会社を選ぶかによって異なってくるからです。
今回は、主なサービス提供会社であるdocomo、au、SoftBank、Y!mobile、UQWiMAXで、それぞれの会社ごとのデータ容量、速度制限、月額料金、高速通信エリア対応で比較しました!結果としては【UQWiMAXが最もコスパがいい】と言えそうです。では比較項目を見ていきます。
1-1.データ容量で比較
データ容量とは一定期間内に利用できる通信量すなわち、どれくらい通信利用すると通信制限がかかるかということにつながってきます。サービス提供会社ごとに3日間での利用上限は異なっていることに注意が必要です。
例えばauですと、3日間に3GB以上の利用で速度制限対象となります。一方でdocomoやSoftBankでは、なんと3日間で1GB以上利用すると速度制限対象になってしまいます。
※参考までに、1GBだとYouTubeの高画質再生で約90分、低画質再生で約5時間30分の視聴が可能です。固定回線がない状態でなら、3日間で1GB以上の利用なんてあっという間に超えてしまいそうですね。
ところがUQWiMAXとY!mobileでは2017年より、3日で10GB以上の利用で速度制限を適用するように変更されました。これなら例え毎日3GBほど利用したとしても速度制限を適用されることはありません。毎日データ容量を気にすることなく楽な気持ちでモバイルWi-Fiルータを使おうと思うのでしたら、UQWiMAXかY!mobileを利用した方がいいでしょう。
1-2.速度制限で比較
速度制限中は通信が遅くてイライラしますよね。もちろん追加でデータ容量を購入すれば解消はできますが、追加分を超えてしまうとまた購入する・・・という無駄な出費の悪循環にはまってしまうので、あまりおすすめはできません。
むしろここで考えるべきなのは、速度制限中であってもいかに快適に使えるかということではないでしょうか。
docomo、au、SoftBankでは速度制限中だと128Kbpsにまで低下します。はっきり言って、ほぼ何もできない状態になります。インターネットを利用しようにも、サイトが開けないということはよくありますし、動画なんて一切視聴できないほどです。いつまでたっても読み込みが終わらないので次第にイライラしてくる経験に、皆さんも覚えがあるのではないでしょうか。
一方でUQWiMAXとY!mobileでは速度制限中であっても1Mbpsでの利用が可能です。1MbpsだとYouTubeの視聴や手の込んだ重たいサイトの閲覧は少し難しいですが、一般的なサイトであれば問題なく開くことができます。
3日間で10GBを超えた場合、UQWiMAXでは翌日の18時から翌々日の2時までの利用混雑時間に速度制限を適用されます。Y!mobileでは翌日の18時から翌々日の1時までの速度制限になっています。
比べてみると、UQWiMAXが8時間、Y!mobileが7時間ですので、Y!mobileの方が速度制限の解除までの時間が1時間早いということですね。
一方でdocomo、au、SoftBankでは24時間の速度制限となっていますので、速度制限時間が7~8時間程度のUQWiMAXおよびY!mobileは速度制限解除がかなり早いといえます!速度制限中でも快適に利用できるのはUQWiMAXとY!mobileで決まりです。
1-3.月額料金で比較
毎月支払う月額料金も、なるべく低めの方がいいですよね。実をいうと、au、Y!mobile、UQWiMAXは7GBプランでも無制限プランでも、基本料金は横並びとなっています!
各社ともに7GBプランが月額3696円、無制限プランが月額4380円となっています。
(※この時点でdocomoとSoftBankは除外しました。docomoは月額6900円と異様に高いためです。SoftBankは7GBプランで月額3696円ですが、無制限プランがそもそも存在しないという中途半端なサービスになっています。)
横並び状態のau、Y!mobile、UQWiMAXですが、各社の違いは割引にあります。
Y!mobileは残念ながらY!mobileユーザを対象とした割引はありません。auにはauユーザを対象にした割引が実施され、利用料金から最大934円割り引かれます。しかしこの割引はauユーザがUQWiMAXに加入した際にも、まったく同じ割引を受けることができるので、安易にauを選ぶことは間違いです。一方でUQWiMAXでは新規加入時にプロバイダをきちんと選ぶことで、約32,100円も割引を受けることができます(※割引は時期により変動します)。そのプロバイダがGMOとくとくBBです。
32,100円割引の詳しい受け取り方法は、後述する項目でご紹介します!
ここで、ある手続きを忘れてしまうと32,100円の割引を受けられなくなってしまうので注意が必要です。
機種の選び方=最新型W04が正解
サービス提供会社はUQWiMAXで決まりましたので、次にモバイルWi-Fiルータの機種を選んでいきましょう。といっても、各社の機種で大きな違いはないうえに、UQWiMAXとauなどは同じ機種を用意しているので、最新機種を選べばおおむね正解といえます。
ここでは以下の理由から、UQWiMAXの最新機種であるW04を特におすすめしたいと思います。
2-1.W04は「4x4MIMO CA」方式に対応
高速の通信方式として「4x4MIMO CA」というものがあります。
4x4MIMO(フォーバイフォーマイモ)とCA(キャリアアグリゲーション)という、それぞれが高速通信に特化した通信方式となっていて、両方同時に利用して組み合わせることで、さらなる通信の高速化を実現した技術です!その速さは下り最大440Mbpsとなっています。従来端末が下り最大220Mbpsだったのに対して、W04では最大で2倍も速い高速通信が可能です!
2-2.ハイスピードプラスエリアモード搭載
ハイスピードプラスエリアモードに切り替えることで、下り最大590Mbpsにまで高速化することができます。ハイスピードプラスエリアモードでは、WiMAX2+の電波の届かない範囲においてau4GLTEの回線に切り替えることにより、より広範囲のエリアでの高速通信が可能です。
引用元: Speed Wi-Fi NEXT W04(スピードワイファイネクスト ダブルゼロヨン) | データ通信端末 | au
例として、関東でのWiMAX2+とハイスピードプラスエリアモードそれぞれの対応エリアを見比べました!(※2017年7月現在)
現在利用できるWiMAX2+のエリアはこちらでチェック
サービスエリア | UQ mobile / UQ WiMAX
2-3.バッテリー節約機能
W04などの一部端末では、Bluetoothテザリングを用いることで消費電力を抑制できるため、連続15時間超のタフな通信が可能となっています。
WiMAX2+回線使用時に、最大スペックであるハイパフォーマンスモード利用した際の連続通信時間で比べると、W04が約6.5時間となっています。しかし、W04でBluetoothテザリングを使うと、通信速度は下り最大3Mbpsと低速になりますが、最大で15時間の連続利用が可能になります。
3Mbpsだと「遅いんじゃないの?」と思われる方も多いでしょうが、大量に画像が表示されるような重たいサイトや動画を閲覧する場合やオンラインゲームをする場合を除き、普通のサイト閲覧などは十分にこなすことができると考えられます。また、メールの送受信やLINEなどのチャットアプリを利用するぶんには何の問題もありません。
したがって、外出時にメールやLINEを利用する際にはBluetoothテザリングを利用してバッテリーの消耗を抑えつつ、ウェブを閲覧したり高速通信を利用する際には無線LAN接続することで、上手にバッテリー消費の節約をすることができます。
Bluetoothテザリングでは消費電力が抑制される為、エコモードよりも更に長時間の通信を可能にします。
2-4.高額キャッシュバック&端末代が0円
GMOとくとくBBを経由してUQWiMAXに加入すると、最新モバイルWi-Fiルータが0円で手に入ります。
さらに業界最高水準のキャッシュバックキャンペーンも実施中。
キャッシュバック金額は毎月更新されるので、最新金額はこちらでチェックしてください。
UQWiMAXで高額キャッシュバックをもらう方法
ここまでで、データ容量や速度制限、月額料金などの観点からサービス提供会社はUQWiMAXが一番よく、モバイルWi-FiルータもUQWiMAXのW04が高速通信、エリア範囲、バッテリーの持ちの観点から正解であることがわかりましたね。さらにUQWiMAXに加入する際にある手続きをすることで32,100円のキャッシュバックがもらえますが、キャッシュバックを実施しているプロバイダを選ぶことと、キャッシュバック受け取り手続きを忘れないことが超重要です!
それぞれについて、以下で確認していきましょう。
3-1.プロバイダを選ぶ
これは注意してほしいことなんですが、UQWiMAXの公式サイトから申し込んでもお得にはなりません。
GMOとくとくBBからUQWiMAXを申し込んだ場合にのみ、高額キャッシュバックがもらえます。
というのも、GMOとくとくBBはWiMAX2+回線のプロバイダ、つまり集客を担当している会社です。
一方、UQWiMAXはWiMAX2+回線の大元(=公式)であり、GMOとくとくBBに集客を依頼している側です。
GMOとくとくBBは公式や他プロバイダよりも高額なキャッシュバックを提示することで、業界でもトップクラスの集客力を誇ります。
だから、GMOとくとくBBから申し込まないとお得にならないんですね。
WiMAXなら多様なサービス、多彩な製品から、ご契約も自由に選択!
2017年7月現在、数あるプロバイダの中でも、特にGMOとくとくBBが1番高額なキャッシュバックキャンペーンを実施しています。GMOとくとくBBはもとより高額なキャッシュバックを行っていることで有名ですが、このキャンペーンもいつまで実施されるのかはわかりません。UQWiMAXに加入するならなるべく早めに、GMOとくとくBBのサイトから申し込みましょう!
3-2.キャッシュバックの受け取り方
GMOとくとくBB WiMAX2+では高額なキャッシュバックを実現している代わりに、キャッシュバックを受け取るための手続きが少々面倒になっています
といっても、契約から11カ月にキャッシュバック受け取り手続きのメールが届くので、口座情報を入力するだけです。
1番の難関は忘れてしまう、メールを見落としてしまうといった点ですが、油断しなければ必ず手に入れることができます。
他のプロバイダだと、キャッシュバック受取条件に付帯オプション加入など面倒な条件が付いてくることも多いので、その点GMOとくとくBBは良心的ともいえるかもしれませんね。
まとめ 7つのポイントから導き出された最適解
今回、モバイルWi-Fiルータを選ぶ際に見るべき7つのポイントから、UQWiMAXのW04を選ぶことをおすすめします。また、GMOとくとくBBのサイトからUQWiMAXに申し込むことで、業界最高金額のキャッシュバックがもらえます。